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9.風土が育む物語

山方・根方・原方・田方

西吉田の「おあみださん」(阿弥陀尊祭典)

天井の中央から「檀紙」を細く切り延ばした切り紙(紙垂)を放射状に広げ天蓋のようにに吊るします。この様子からこの天井飾りや、切り紙そのものを「くもの巣」と呼んでいるようで、別名「くもの巣まつり」とも呼ばれています。
 宝泉院と「阿弥陀尊祭典」
 戦国時代の創建とされる西吉田区の「宝泉院」(曹洞宗)の境内には戦後間もなくまで阿弥陀堂があり、阿弥陀如来立像が伝わっています。毎年三月第一週の日曜日はに「おあみださん」として親しまれている「阿弥陀尊祭典」が行われます(もともとは三月八日に行われていました)。
 「くもの巣」を取り合う
 現在では宝泉院に隣接する西吉田公会堂が会場となり、正面には阿弥陀如来立像と、いわゆる阿弥陀仏信仰に伝わる「一枚起請文」などがまつられます。※
 祭典が始まると、集まった地域の人々は「くもの巣」の飾られた内側に入り、住職等により大般若経などをあげるご祈祷が始まります。その後、当番の組の代表者が打
つ太鼓の調子に合わせて「ナムアミダェー」と繰り返し念仏を唱える「回向念仏」が続きます。
 太鼓の打ち手が変わり、五人目ともなると念仏の唱和もだんだん声高に早くなっていき、組長の合図で一斉に「ワー」と言って「くもの巣」を取り合い、あっという間にすべてのくもの巣が姿を消します。「くもの巣」は家へ持ち帰って家の入り口へ飾ると災難除けになるとされているのです。
 この祭典には地域の方が大勢集まりますが、風邪や病気にならないようにとの願いも込められているようです。
 「奇祭を受け継ぐ」
 阿弥陀様を祭り、注連飾りのもとに集まって念仏を何度も唱和する行事は、上八田地区の「百万遍」などもありますが、最後に飾りを取り合うという風習は他にはなく、そのためこの行事は奇祭とも言われているのです。 地域の祭典が減り行く中で、西吉田区ではなおいっそう盛り上がりをみせています。
①区内の8つの組が順番に当番となり、「太鼓の練習、くもの巣づくり」を合言葉に「西吉田区阿弥陀尊保存会」の指導の下準備を進めます。当日は、公会堂の天井に約6メートル四方もある大きなくもの巣を飾ります。②14:00 祭典開始。祭壇となるステージには阿弥陀如来立像、起請文、梵天、御仏供、お供えのお菓子などが並びます。③「それ!」の合図とともにいっせいにくもの巣へ取り合います。④天井近くの中心部分をとる子供たち。中心ほどご利益が高いと言われてます。
甲州に帰りてぇ
 西吉田での阿弥陀仏信仰の始まりは諸説ありますが、明治時代のはじめころ、大洪水があった後、駿河の漁師さんの網に阿弥陀様がかかり、阿弥陀様が「甲州に帰りてぇ甲州に帰りてぇ」と泣いたため、甲州から行商に来ていた方に渡し、その方が西吉田へ持ち帰ったのが始まりだという伝説があります。

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