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14.行き交うヒトとモノ

交通

ひしけいさんの問屋そろばん

「ヒシケイさん」と呼ばれて地域に愛され、現在も飯野で開業している街の文具屋さんですが、その前身は自転車の販売店でした。

当時を知る斉藤さん、中澤さんにその頃の様子を伺ったところ、昭和20年位(終戦直後)までは地域で一つしかない自転車屋さんだったそうです。
その時、自転車を購入したお客さんに、おまけとして「ゼブラの自転車 ヒシケイ分店 飯野驛北」の名入りの問屋そろばんを配っていました。


○博アーカイブはこちら
そろばんに書いてある「ゼブラ自転車」は、明治から昭和時代まで発売されていたものだそうです。

「ヒシケイ分店」というのは、もともと大正時代くらいから、在家塚に自転車の卸しを専門に行っていた「ヒシケイ本店」というのがあり、斉藤さんのおじいさんが経営されていたことがあり、店は「ヒシケイ」と名乗ったとのこと。

「飯野驛」は、ヒシケイ分店の南に昭和5年から昭和37年まで通っていた通称ボロ電(山梨電気鉄道・峡西電気鉄道)の飯野駅のことです。
昭和25年9月からは国鉄との連帯運輸開始に伴い駅名が「甲斐飯野駅」に改名されるので、このそろばんはそれ以前に作られたものであることが分かります。

その後、昭和26年に近くに巨摩中学校が創立されると、自転車屋をやめて現在の文具店に転身しました。

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