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鋳物師屋遺跡のサル形土製品

鋳物師屋遺跡出土の縄文時代中期(およそ今から5000年ほど前)のサルの顔をした土製品で、国の重要文化財に指定されています。
全国の遺跡(主に本州)から縄文時代のサルの骨などは出土しており、その存在は証明されていますが、サルを模した土製品はそれほど多くはありません。
 また、サルの土製品とされているものでも、サル似の人?のようなものが多く、ここまでリアルにサルを表現しているものは全国でも大変珍しいです。
ほほの下の鳴き袋まで表現されているのです。
右耳は欠損しており、後で復元修復しています。


○博アーカイブはこちら
ここまで丁寧に描写されているということは、サルが近しい存在だったと考えられます。
また、後の時代には人間と同じような姿をした猿は神の使いとして信仰の対象となることも多く見受けられ、あるいは、縄文時代にもそのような考えの芽生えがあったのかもしれません。
猿は森の住人であり、森の恵みをめぐり共存する存在でもあり、また、人間にはない力を持ったサルに畏敬の念を持っていたとも考えられますね。
上の写真は使用していただいて結構です。2016年の年賀状などで使用していただいて結構です。PRになれば幸いです。

【タテ4.5cm、ヨコ5.8cm、ハバ4.3cm、重さ63.29g】タテ・ヨコは破損していたため、残存部分の数値です

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