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小笠原長清公祠堂

山寺八幡神社の北東に位置し、かねてより長清の墳墓と伝承される地でしたが、明治期に開墾した際に石棺が出土し、その地に建てられた祠が小笠原長清公祠堂です。
開墾したのは明治24、25年頃のことといわれ、地域の名士であり、甲州財閥の代表格として著名な若尾逸平を通じて、小笠原家の末裔である子爵小笠原長育へと連絡をとっています。


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その後地域の有志により近くにあった若宮神社の社殿を移築したのが祠堂であり、平成14年に修復しているが、一部当時の部材をそのまま使用しています。
祠堂の裏手には石碑があり、小笠原長育の手による銘「小笠原高祖之塋域」が刻まれています。
長清公祠堂は興隆院の南西、表通りから一本奥まったところに静かに佇んでいます。

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