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本図中央には、北を枕にし西を向いて横たわる釈迦が配置され、その周囲には菩薩や諸天、仏弟子、さらに雉や象、獅子、トカゲや蝶などの動物や昆虫までもが釈迦の入滅に集う姿が描かれている。
右上方には、仏母摩耶夫人(まやぶにん)が悲報を聞いて天上界から飛来した姿が描かれている。釈迦が涅槃に入ったのは、満月の夜、熙連河と呼ばれる川のほとりの沙羅双樹の下であったと伝えられている。この場面は涅槃図にも描かれ、満月、熙連河、そして沙羅双樹が印象的に表現され。特に沙羅双樹は、4本が黄色く枯れ、4本が緑豊かに描かれ、その姿が生命の終わりと教えの永遠を象徴しているといわれている。
本図の右端に「甲陽城巨摩郡西郡筋徳永村金徳山長盛禅院 現住機翁叟代 當山惣檀那以助力新造」、左端に「維時元禄十三庚辰年七月大吉祥日 山城国愛宕郡平安城万寿寺通高倉西入ル 絵師中西氏 家信拝書之」と書かれており、製作年代や作者を知ることができる。
旧暦2月15日。この日は仏教を開かれた釈迦さまが亡くなられたと伝わる日。この日、各地の寺院では「涅槃会」と呼ばれる法要が営まれ、仏涅槃図が掲げられる。涅槃図には、沙羅双樹の下で永遠の安らぎに至る(涅槃に入る)釈迦と、それを見送る菩薩や神々、弟子、動物たちの姿が描かれている。
所在地/南アルプス市徳永1683
所有者、管理者/長盛院
指定年月日/昭和59年3月1日
備考/
年代…江戸時代元禄13年(1700年)
作者…中西氏家信
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