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12.田方

暮らし・産業・文化

大井村の茶舗麻野屋

 こちらは大正時代の大井村(現甲西地区古市場)にあった茶舗麻野屋の茶銘柄定価表です。
 日本三大銘茶といわれる宇治茶・狭山茶・静岡茶の各種銘柄が並んでいます。宇治茶と狭山茶は一斤(600グラム)、粉茶の川根茶(静岡茶)は百目(375グラム)の値段が掲載されています。
 この他、このチラシをよくみると、麻野屋では醤油も売っていたことも分かります。

○博アーカイブはこちら
←昭和6年 大日本職業別明細図より
←左の箱:安藤家住宅の雛人形展示に使用した「麻野屋の茶箱」(南アルプス市文化財課所蔵資料)
 次は、甲府柳町四丁目にあった和田半七茶店の社銘柄価格表です。
 大井村の茶舗麻野屋さんの価格表と同じく、櫛形地区平岡の河野家から寄付いただいた、大正時代の資料群にあったものです。
 こちらのお店では、すべて一斤単位での価格表示となっています。
 麻野屋さと同じく宇治茶、狭山茶、静岡茶の三大産地ラインナップですが、こちらの静岡茶は川根ではなく安部のものです。粉茶の部も産地別が充実しています。
 最後に、甲府市泉町の網倉商店の領収書です。
 泉町は現在の相生一丁目当たりで、網倉さんはお茶店としていまも有名営業中です。しかし、この領収書に書かれている品物はお茶ではないような気がします。○○枚の単位で書かれていてよくわかっていないので、調査中です。
 櫛形地区平岡河野家資料には、このほか様々な店でいろいろな品物を購入した際に受け取った領収書類が残されており、お買い物事情をつかむ手掛かりをとなる資料として期待しています。南アルプス市域おける大正時代の地域資料として、これからも分析をすすめていきます。

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