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1.水とともに生きる

治水・利水の知恵

堀切

韮崎から続く竜岡台地を信玄が掘り抜いたとの伝承が残る水路。近年では御勅使川の水流によって、自然に掘りぬかれたとする説もある。人為的にせよ、自然にせよ、堀切北東に隣接する御座田(みさだ)遺跡の発掘調査によって、すでに13世紀には、堀切が存在していた可能性が指摘されている。


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江戸後期にまとめられた地誌「甲斐国志」には、『御勅使扇状地扇頂部の駒場、有野に「石積出」と呼ばれる堤防を築いて流れを高岩のある北東に向け、六科に将棋の駒の形をした石積みの堤防「将棋頭」を築いて水の勢いを前御勅使川と新たな御勅使川のルート二つに分ける。さらに下流にある下条南割の岩を掘り切って河道を作り、釜無川との合流地点に十六石と呼ばれる大石を置いて御勅使川の流れを弱め、高岩の手前で釜無川と合流させ、さらに竜王に信玄堤を築いて中郡を守る』と記されています。

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