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3.時代を駆ける武士団

甲斐源氏ゆかりの史跡を歩く

宝珠寺

山寺区にある名刹。
境内に入るとまず目を引くのは県指定文化財のマツ。古木ですので現在は支柱などの様々な保護措置を施していますが枝を広げた姿は優美そのものです。
また、奥左手のお堂にある国重要文化財「木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像」は普段は非公開ですが、平安時代終わりごろの作で、甲斐源氏加賀美遠光ゆかりのものと考えられています。
また、毘沙門天立像はその子、当地周辺を本拠としていた武将小笠原長清により作られたものと考えられています。
 長清は源頼朝の命により奈良東大寺の毘沙門天(多聞天)を作らせており、本拠である小笠原の地と縁を結んだものが当寺毘沙門天立像だろうと考えられています。制作年代も鎌倉期初頭と合致しています。
材質/ 木造(檜)
技法/ 寄木造・彩色(彩色は江戸時代の補修による)
像高/ 100.4センチメートル
制作年代/ 平安時代(1090年から1190年頃)
所蔵/ 宝珠寺(山梨県南アルプス市山寺)
墨書(像内の体部左側にある)/
願主金剛佛子勝阿 (勝阿につては不明)

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