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徳島堰ウォーク#2 入戸野バス停~旧樋口村八峰

堰沿いにある入戸野バス停
3つの発電所で大役を終えた徳島堰の水たち。そこからもう少し下流、入戸野沢との立体交差地点に差し掛かると丁度辺りは入戸野地区の集落となります。入戸野沢が水路橋で徳島堰を渡っているすぐ先。堰沿いには石造物とバス停、また集落中心地のシンボルである火の見櫓が並んで現れます。入戸野の町並みと徳島堰の変遷を見守ってきたであろう石造物の背面を流れる徳島堰。堰沿いの民家を見てみると、庭から堰の水面まで降りてこられるよう「つけえばた(洗い場)」が造られている箇所も多く、この徳島堰が集落の生活にいかに根ざし、溶け込んでいるかが伺える場所です。


○博アーカイブはこちら
唐沢暗渠
入戸野の集落を抜け宝蔵寺前を横目に清哲町折井に向かって流れていく徳島堰。ちょうどその境目に唐沢暗渠が現れます。この調子で目指せ南アルプス市!
清哲折居の堰越えバスケゴール
清哲町折居に入ってしばらく進むと右手に八幡神社の鳥居が見えてきます。と同時に!鳥居すぐ手前の小屋の壁に2つ並んでバスケットゴールが現れます!堰沿いに、かつ対岸に向かって取り付けられているこのなにやら不可解なバスケットゴール。もしや堰をはさんで向こう岸からシュート練習をしていると言うことなのでしょうか!?・・・。もし外してしまったボールは、徳島堰と共に南アルプス市へ長い旅に出ることに・・・。でもそのプレッシャーが練習の精度を高めているということでしょう!(多分)地域のバスケ少年の成長にも一役買っている徳島堰!弛まぬ地域貢献に脱帽です!(多分)
桐沢暗渠
バスケットゴールを横目にしばらく下流へ行くと桐沢暗渠が現れます。この桐沢はかつて「山吹沢」と呼ばれ、徳島堰開削の歴史が記された『徳島堰縁起抄』には工事の難しい4つの「大難所」の一つとして挙げられています。沢を渡る小桐橋から見ると現在はかなり水量は減ってしまっているものの、幅も広く水深もあることが伺えるこの桐沢。開削の工事はもちろん、崩れやすいであろう沢下の暗渠を維持していくことがいかに大変だったか、想像に難くありませんね。しばらくはトンネルに身を隠していた徳島堰も姿を現し下流へと向かっていきます!沢山の人々の苦労に支えられて徳島堰は進むことが出来るわけです!
常光寺暗渠
清哲町青木に差しかかると次に現れるのは常光寺沢暗渠。民家の間をさらさら細く流れている常光寺沢のお邪魔にならないように、徳島堰は少しだけ身を隠します。この間おおよそ10m程度、もはや「橋なのでは?」と思ってしまう程短いこの暗渠ですが、名盤にはしっかり「常光寺沢暗渠」と記されているのです。暗渠の定義とは如何に・・・。そんなわたしたちの疑問符をよそに、そ知らぬ顔で徳島堰の水は旅路をゆきます。
旧樋口村八峰
清哲町樋口の山裾に入ると、両側を木々に囲まれ静寂の中悠々と流れていく徳島堰の水たち。ですがこの箇所、実は八峯と呼ばれ上流で通過した桐沢(山吹沢)と並べて挙げられる4つの「大難所」の一つなのです!一見「どこが難所なの?」と思えるこの八峯の難所。矢口沢の辺りから御杉神社辺りまでを指し、その間徳島堰を通す山の斜面には大石がつづき掘削するのがとても困難だったと言われています。ようやくここで2つ目の大難所を突破した徳島堰!残り二つはいったいどんな困難が待ち受けているのでしょう。

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