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10.根方

暮らし・産業・文化

長田口遺跡(ほたるみ館)

漆川と深沢川とに挟まれた舌状台地上、標高約440mに立地し、平岡集落の南の端にあたります。
これまで、広域農道建設、ほたるみ館建設、多目的広場駐車場建設の3地点(計約12,600㎡)で発掘調査を実施しています。ほたるみ館建設に伴う発掘調査は平成10年に行われました。
調査では弥生時代~古墳時代の竪穴住居跡9軒が発見されました。南の端(画面上の方)には長軸が9m以上もある大型建物跡の一部が発見されました。出土した遺物のうち、土器の一部はほたるみ館内のケースに展示されています。
また、縄文時代晩期の土坑からは、氷式の土器片とともに、土器作りの際に使用されたとみられる光沢のある磨石も発見されました。製作技法の解明上貴重な発見例といえます。
 
さらに、これまで知られていなかった大きな成果がありました。それは縄文時代の大きな黒曜石のスクレイパー1点と、原石3点が一箇所にまとまって出土したことと、それらの原産地分析を実施したところ、星ヶ塔周辺のものであると推定されたことです。
原石のうちの1点は一つで約1kgあり、今のところ山梨県内で最大という重さでとても貴重な資料と言えます。
山地である信州諏訪地方と太平洋側の地域とを結ぶ(今で言う)中卸的な役割であったことなどが想定されます。
平成30年度にこの黒曜石も含め、山梨・長野の縄文文化が日本遺産に認定されています。
ほたるみ館は地元農業活性化の中心的役割を果たす施設で、地元農家の方が組合員となり、ジャムやみそなどの加工のほか、職位区などの活動を繰り広げている施設です。
建物の敷地から棚田の景観の素晴らしい、ほたるみ橋公園へと進むことができます。
(語り部:櫛形西小6年生)
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